こんにちは。ネコヲです。
特質すべきスキルを持たない中小ブラック企業に勤務する40代の事務員です。
この度、40代にして一念発起しプログラミングの学習を開始しました。

今回の記事は、ノンプロ研が主催する初心者向け講座【VBAコース】の第1回目に参加した振り返りレビューです。
ノンプロ研とは?
ノンプロ研。正式名称は「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」です。
プログラムを生業にしている方というより、非IT部門のノンプログラマーの方が、VBA・GAS・Pythonなどのプログラミングを学ぶためのコミュニティです。
「自らで学び続ける力をつける」また「教え合うことで学びの価値を上げる」というコンセプト設計の空間で、いわゆるちまたのプログラミングスクールとは違うな~と感じています。

自発性がキーワードやな!
「ノンプログラマー」という単語に惹かれ、前々からノンプロ研に興味があったのですが、Twitter上の口コミを見ると、
ノンプロ研 全くノンプログラマーじゃない プロレベル
といったレベルの高さを思わせるtweetであふれていたので、ちょっと敷居が高いかな~と尻込みしていました。
が、しかし、
私を取り巻く現在の状況は、尻込みなんて悠長なこと言っていられないくらい変化していまして・・・

時代の流れ的なやつです。
そんな中、ちょうどノンプロ研で初心者向けのVBA講座が始まるという事もあり、一念発起して参加してみました。
初心者向け講座【VBAコース】の概要
ノンプロ研の初心者向け講座【VBAコース】は、全7回(各2時間)で、ZOOMでのオンラインによるリアル講義です。

(※現在募集中の講義は全6回の模様・・・)
講義が始まる前にslackに招待され、事前課題に取り組みます。
slackはVBA以外のチャンネルを閲覧できるのですが、

なんかめちゃくちゃ優秀な若者が多そうやな~
という感想をもちました。

おれ、大丈夫?((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
事前にVBEの設定など、一通りの課題を終わらせ、昨日、第1回目の講義に参加しました。
ちなみに・・・
コミュ障の40代にとって、Webで顔合わせというのは、かなり敷居が高いです。
なので、ZOOMの参加ボタンを押すとき、めちゃくちゃ緊張しましたw
カメラoffで参加するつもりだったのですが、参加者全員カメラonで参加していました。なので、協調性を重んじ、即カメラonに切り替えました(笑)
そんな私の緊張とは裏腹に、講師の方をはじめ、主催者の方たちの雰囲気がとても穏やかで、とりあえずホッとしました。
第1回講義 はじめてのVBA、変数、演算、データ型
初回の講義という事もあり、コードを記述するエディタ画面を見ながら各パーツを説明するところから講義はスタートしました。
独断選出・印象的な用語3選
普段、あまり用語について意識していなかったのですが、その意味を知るとグッと理解が深まる気がします。
特に印象に残った3つの用語を紹介します。
モジュールの解放
標準モジュールを削除したいとき、「削除」ではなく「解放」という言葉を使うんです。
「削除」より「解放」の方が、優しいですよね(笑)
今までなんとなく使っていましたが、今回改めて削除するときは
「モジュールの解放」
と頭にガッツリ刻まれました。
リテラル
リテラルとは、ベタ打ちされたそのままの文字列とか数字のことです。

ありの~ままの~
これは初耳の用語でした。
これから講義のなかでよく使われるということだったので、

リテラル、リテラル、リテラル、リテラル、リテラル、リテラル
と呪文のように唱えて、慣れておきたいです。
キャメル記法
キャメル記法は、複数の単語をくっつけて一つの単語を作るとき、後の単語の頭文字を大文字にする、といった記法のことです。
例えばこんな感じ。
first と name を繋げて firstName
firstName
このNの部分が、まるでラクダのコブみたいなので、”キャメル”記法なんですね。
※キャメルは日本語でラクダという意味です。
引用画像:Wikipedia
こんな感じで、講義では用語について詳しく解説してくれました。
データ型、変数、演算
お次は変数、演算、データ型についての講義です。

お!なんか本格的な内容になってきたな~。
データ型
データ型っていうのは、データの種類のことです。
データ型には色々な種類がありますが、まずは6つを覚えましょうという事でした。

6つならなんとか覚えられそう!
・Long →数値 整数値
・Double →数値 小数点
・Currency →通貨
・Boolen →True または False の どちらかの値を取るデータ
・Date →日付と時刻
・String →文字列
※実際の解説はもっと詳しいです。
この中で、一番気になったのは「Boolen」型です。TrueとFalseのどちらかの値を取るデータということで・・・

True or False ?
これ、何かを彷彿させませんか?
そうです!これです。
↓

なるほどな~、っておい!(ノリツッコミ)
なかなか新しいことを覚えられない年齢なので、何かに関連付けると覚えやすいですね。
変数
ネコヲ的には、今回の講義のキモは、この変数でした。

変な数?
これは日常には登場しない用語ですよね。
変数とは、値を入れることができる「箱」のことです。
この箱に値を入れることを「代入」といいます。
箱に新たに値が代入されるたびに、既存の値を上書きします。
代入するたびに、値はどんどん上書きされていくんですね!

なんかちょっと、会社組織におけるサラリーマンみたいだな。どんどん置き換えられる・・・

暗いこというなよ~。
講義では、なぜ変数が必要なのか?も解説されていました。
理由① 別名で使うため
理由② 保管、再利用のため
ということです。
変数を使うには、「これからこの箱(変数)をこのタイプの型で使用します!」といった具合に、まず宣言する必要があります。
その書き方がこちら!
例えばこんな感じ
日本語に訳すと、「これからnumberという箱を、Longの型で使用します」です。
講義で使われたサンプルコードです。
① 変数宣言
② 変数に値を代入
という感じです。
ここで注意点が!
②の変数に値を代入するとき、①で宣言したデータ型以外のデータを入れると・・・
例:Long(整数値)なのに、String(文字列)の値を代入すると、
このようにエラーがでます。
①で宣言したデータ型以外は代入できないんですね~。
演算
次に、演算です。
演算は、以下の通り。
x + y | 足し算 |
x – y | 引き算 |
x * y | 掛け算 |
x / y | 割り算 |
x Mod y | xをyで割ったあまり |
x ^ y | xのy乗 |
上の4つの四則演算は馴染みがあります。Excelでも同じですよね。
が、「x Mod y」と「x ^ y」は初見でした。
サンプルコードはこちら
↓
※コードの中に登場する「Debug.Print」は、こんな感じで、
↓
計算結果をイミディエイトウィンドウ(結果を表示するところ)に表示してくれます。
便利ですよね。

初学者にとって「Debug.Print」での確認はマストだな!
その他にも・・・
文字列の連結についての解説がありました。
とある文字列ととある文字列を連結させたい場合、「&」を使います。

これもExcelと同じだ。
サンプルコードはこちら
↓
※&の前後にスペースを入れる必要があります!
ほかにも特殊文字を表す組み込み定数の紹介がありました。その中の「vbNewLine」という改行文字を使ってみました。
結果はこちら
↓
改行されています!
これらのサンプルコードも、講義中、写経タイムを取り、実際にカタカタ打っております。

写経してコードを実行して結果を確認することで、理解が深まる気がするよ!
ここまでが、1回目の講義でした。
講義の内容に基づいた宿題がだされ、次回の講義までに提出します。
まとめ
今までなんとなくあいまいな感じで使っていたVBAですが、ちゃんと用語の意味を知ることは大事だなと感じました。
今回お伝えした内容以外にも、初期設定とか、ショートカットキーとか色々な解説がありました。
特にショートカットキーを使えるかどうかでコードを書くスピードに天と地の差がでるなあと。
ショートカットキーは頭に入れておきたいです。これはもうスポーツに近い感じで手にしみこませます。
以上、ノンプロ研初心者向け講座【VBAコース】に参加してみた!第1回受講レビューでした!

うお~!!復習&宿題やらねば!